喫 煙1999.8)

癌で死ぬのは当人の勝手 吸い殻のポイ捨て 山火事

 

たばこを吸うのが良いか悪いか。 これは議論の分かれるところである。 吸わない人は、「あんな悪いものはない、百害あって一利なしだ」と言う。 たばこの好きな人は「こんな旨いものはない、死んでも止められない。 税金を沢山払っているのだから、感謝しろ」と言う。 たばこを吸って肺が黒くなろうが、息が臭くなろうが、癌で死のうが、それは当人の勝手だからかまわない。 ただ一つ、吸い殻をどこにでもポイ捨てするのだけは止めるべきだ。 駅の線路の上にどれだけ沢山の吸い殻が捨てられていることか。 それを一つ一つ拾っている年配の駅員を見ていると、何とも気の毒で腹が立ってくる。

更に山の中での吸い殻ポイ捨てから、どれだけの山火事が起きているか。 他人に迷惑をかける行為だけは、してはいけない。

最近、駅の構内、電車や飛行機の中、レストランやホテルの中、など禁煙場所がどんどん増えているのもやむを得ないことか。 他人に迷惑を掛けることさえしていなければ、ここまで制限されることにはならなかったろうに。 愛煙家の皆さん、お気の毒様。